設計者
第7回試験飛行反省(設計担当より)
総括
少ない人数の中,大変お疲れ様でした.
組立には多少てこずりましたが,解体はある程度スムーズでよかったと思います.
プッシャー,舵取りともにうまく出来ていたと思いますし,機体の挙動も機速や飛行姿勢の面で今までより安定していたと思います.
ただ,まだ少しピッチやヨー方向が安定していないかもしれません.
またワイヤーを長くして調節したいと思います.
あくまでワイヤーが地面につかない範囲の話にしますが.
これからは,風があったとしても機体を思ったように飛ばすこと,
つまり白線に沿って飛ばすことを目標に中距離程度の試験を重ねていくつもりです.
6月の末までには心配性の代表を安心させ,飛び切りの許可をいただけるくらいまでもっていきたいですね.
グラウンドクルーの動きもかなり良かったですよ.
反省点(飛行前)
1.今回の試験飛行は長い距離を飛ばすのは分かっていたにもかかわらず,
事前にそのことを周知せず,十分な試験飛行の人数を確保できなかった点.
→今日(火曜日)周知します.
2.組立最中に伊藤ちゃんを責めた件.
→たぶん主翼の人は読んではくれないと思いますが,自分の思ったところを一応書いておきます.
近頃感じていたのですが,主翼のはめ合いが乱暴になってきている気がします.
昨年から考えると,いくらなんでも初めてはめ合いをやる人,やる人,皆がこんなに早く組立が終わるはずがありません.
翼が短くなったとかはめ合いがゆるいとか理由は考えられますが.
今回リアスパ接合部のナットが取れたときも,昨年取れたときには起こらなかったような少し大きな音がしましたし,
取れたナットを確認したところ,ねじ山がつぶれていました.
中途半端にはまってしまったボルトとナットを取り外すのに時間がかかったのはそのためではなかったかと思われます.
主翼の人からすれば,あの左の内外のリアスパ接合部は穴が合い難いからはめにくいと思っていたのかもしれませんけど,
次期設計に記入してもらっている紙にそのようなことは書いてありませんでしたし,
もし思っていたようなら報告してほしかったと思っています.
いまさら直しようがないから壊れたときに考えるとフレームの人は答えるでしょうけど.
確かに今年のはめ合い部は,当初の予定通り琵琶湖という組立にとって環境の悪いところを想定してゆるめに作ってあります.
フレームが怠慢でこれ以上きつく作る気力もなかったのも事実ですが.
いやいや,時間的問題や技術的問題もあったと思います.
なので,うまく当たりを探せば,翼を回転させなくてもスルスル入るようなところもあったりします.
今度からはめ合いをするときは,しっかり当たりを探して,簡単に入れることが出来るようにしてから翼をはめ合うようにしてください.
たぶん,今の主翼の人はヨシヲ先輩の3年生の時の姿しか,見ていないのだと思います.
あの人が2年生のときは,
赤いつなぎをしっかり着て,
はめ合う前には『はめ合い始めます.内翼固定で外翼時計回りから始めます.』と周知し,
『せーの,一,二,一,二』という風に大きな声で掛け声をかけながら翼をゆっくり回転させつつはめ合いを行っていました.
そこまで基本に忠実であったからこその空中での,ある種強引にも見える最外の解体だったのです.
まあ…,
去年の失敗を踏まえ満を持して作ったので,壊れることはないと過信していた自分が一番悪かったのですが….
3.エレベータのアイロンのかけ忘れ.
→まだまだこのチームは未熟です.2年生も,3年生が忘れているなと思ったら,ためらわずに言ってください.
4.まだまだ機体組立終了から1本目間での間が長すぎる.
→機体組立完成(プロペラ取り付け終了→ラダー取り付け終了→トイレ休憩)→尾翼のニュートラル調整→
機体移動(反転)(無線,風見の準備)→翼カバー外し→翼露拭き→グラウンドクルー点呼→グラウンドクルー展開
を一連の流れとして行う.
5.天気に関して.
自分自身まだまだ未熟ですね.1日目も出来たかもしれなかったのに.
そしたらもっと過酷な試験飛行になったかもしれませんね.
反省点(飛行中)
1.設計者のパイロットへの指示が曖昧.減速を出すタイミングが遅い.(ex.中距離2本目)
→これからは一応,
右,左(ラダー)
アップ,ダウン(エレベータ)
加速,減速(プロペラ回転数)
上昇,降下(高度)
とします.
2.プロペラがまだ完成してない点.
→出来れば6月3週の試験飛行には完成間近まで持っていってほしいと思います.
3.パイロットが機体の特性,特にエレベータ,ラダーの利き具合に慣れていない点.
→最後の何本かは滑走路の白線に沿って飛ばそうとしていたが,半分くらいしかうまくいっていなかった.
それもその時は高度があまり出ていないときだった.
4.高度計が動いていない件
→佐藤さんに連絡してチェックしてもらった結果,ノイズを消すために取り付けた針金が取れてしまったのが原因だと分かりました.
佐藤さんでも浜島さんでも稲葉さんでもいいので,動作チェックをしたら連絡をお願いします.
5.トラックの停車位置がよろしくない点.
→横向きにして少しでもリスクを避けるようにする.
6.プッシャーが2人になっている件.
→もうそれでよくなってきた.一応新しい車輪も来たので,試してみようとは思いますが,あんま変わらないと思います.
もう少しパイロットが操縦に慣れて来たら,1回の試験飛行で2本くらいは1人プッシャーの練習をしたいと思っています.
7.グラウンドクルーと機材車が接触しそうになる件.(中距離1本目,2本目)
→振り切られたら,横に逃げることを徹底してください.
また危ないと思ったら大きな声で注意してあげてください.
疲れているとは思いますがどうかよろしくお願いします.
8.減速地点が明確ではない点.
→まず落とす位置をしっかり伝えきれていなかったことが原因.
しっかり距離まで決めて,しっかり伝えるようにする.
減速地点の風見の人につなぎを着てもらう.暑くても我慢してもらう.
9.飛ばし始める位置が不適切である件.
→次回は組立終了後,トラックを滑走路端まで移動させ,滑走路を全面使える状態にしてから試験飛行を行うようにする.
10.滑走路上で給水している件.
→すみません,たとえグラウンドクルーが疲れていたとしても,滑走路脇にそれてからコップを受け取らせることを徹底させます.
コップを落として拾おうとして,機体にぶつかりそうになった危ない例が見受けられましたので.
11.重心試験の件
→カップリングの軸の加工が終わり次第,理工で行いたいと思います.
山田さん連絡をお願いします.
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