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第12回試験飛行報告

7月11日(土)に第12回試験飛行に行ってきました.

今回の目的は,前回の試験飛行で破損し修復したラダーの挙動のチェックや,パイロットに修復後のラダーの操縦感覚を確かめてもらうことでした.そのため長距離飛行は行わず,はじめから1日行程という予定となりました.

例によって天候が心配でしたが,幸い組み立て始めから試験飛行を終えるまで雨に降られずにすみました.ただ風の状態が思わしくなく,組み立て中には北東から2m/s強,試験飛行中には北から1m/s弱くらいのときや西から1m/sくらいのときもあり,背風にならないようにするために南と北のどちらに向けて飛ばすか悩む場面もありました.

滑走路上で行った重心試験の結果から前回よりも主翼取り付け位置を10mm後ろにずらして走行試験,ジャンプ試験,短距離試験を行い,とりあえず修復したラダーに問題はなさそうだということがわかりました.パイロットによると,操縦感覚にも大きな違いはないようです.

ただ最後の短距離試験の着地直前,クルーが左翼紐に足をからめてしまい,左翼が降下して接地,大きく左にロールするという危ないできごともありました.急降下した左翼に別のクルーが接触したことで,プランクや一部のリブを破損してしまいました.本当に着地の直前だったため大きな事故にはならずにすみましたが,高度が50cmほどでもあったらと考えるとぞっとします.

今回の事故の原因としてクルーの通った経路が翼紐に近すぎたこと,翼紐が長すぎることがあげられると思います.しかし翼紐の長さについては判断が難しく,短すぎると手が届かないということにもなりかねません.実際,今回の事故においても大きく左にロールした機体を元に戻すには,高い位置にあった右翼の紐を引かなければならず,翼紐にはある程度の長さが必要であったということもできます.結局,ある程度の長さの翼紐に注意しながら機体に接近するという方法しかとれないのではと考えています.今年度WASAでは2m弱ほどの長さの翼紐を使用していましたが,この長さについてほかのチームさんのご意見も伺いたいところです.

今回で今年度の試験飛行は最後となりました.最後まで危なっかしいところもありましたが,26代(2年生)・27代(1年生)は今年の試験飛行をよく吟味して,WASAの試験飛行をより洗練されたものにしていっていただきたいと思っています.

そして毎度毎度レンタカーのドライバーを引き受けてくださった先輩方には本当に感謝しております.ありがとうございました.思い返せば3月から12回も試験飛行を行ったことになるのですね…WASA鳥プロのみなさん本当にお疲れ様でした!

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