こんにちは、WASA19年度執行代翼班長の小幡(Obata)です。
今年の新歓で翼班には5人の新入生(男子 3人、女子 2人)が入ってきてくれました!2年生6人と合わせて合計11人で楽しく翼製作に励んでいます。
ここでは、夏休みに行ったことと昨年の翼との変更点について述べていきたいと思います。
夏休みに行ったことは主に以下の5つです。
1.AIbis (昨年度機体)修復
記念飛行で壊れた翼を、秋TF・理工展での展示のために修復しました。(先輩たちの引退から秋TFまで約半月しかなく修復量も思っていたより多かったため、かなりブラックな日程になってしまいました(・_・;))
2.スライサー製作
新しいスライサー(スタイロフォームを狙った厚さにカットするもの)を製作しました。まだまだ調整が必要ですが、精度がしっかりと出てよかったです!
3.試験翼製作
リブ固定時の接着剤、半リブ、リブ固定の方法などを試しました。詳しいことは後述します。
4.一年翼製作
秋TFが終わってから、修復したAIbisの第二最外翼を壊して一年生主導で一から作ってもらいました!
5.マスター・リブ製作
今年度の機体の翼のマスターとリブ製作を開始しました。
次に、昨年との変更点についてです。主に以下の4点です。
1.半リブの導入
今年度は試験的に半リブを導入しようかと考えています。それに伴い、リブ厚も全リブ8mm、半リブ6mmに変更しようかと考えています。
2.リブ固定時の接着剤
昨年まで使っていたUFO低粘度が販売中止になってしまったため、試験翼で3種類の新たな接着剤を試しました。まだ何の接着剤を使うかは決まっていません。試験翼の結果をふまえ、班員と話し合って決めていきたいと思っています。
3.リブ固定時の垂直出しの方法
昨年までは養生テープを用いて桁とリブを垂直にしていましたが、今年度からはより高い精度を求めてレーザーを用いたいと思っています。
4.後縁材
昨年尾翼の後縁にカーボンを用いたらたわみが少なく、きれいな後縁ができたため、今年度は主翼にもカーボンを用いたいと思っています。
一年間翼班員全員で精一杯翼を製作していきたいと思います。応援よろしくお願いします!